男性型脱毛症はAGAという名前で呼ばれている症状になり、今ではAGAのほうが一般的になってきていますね。
脱毛症には大きく分けると2つの症状に分類することができます。
成長期にもかかわらず髪の毛が抜けてしまう成長期脱毛と成長期が過ぎて、休止期に入った髪の毛が脱毛する休止期脱毛になります。
多くの男性型脱毛症のAGAでは休止期に入って脱毛する休止期脱毛が多いとされています。
ちなみに成長期脱毛の代表的な症状として有名なのが円形脱毛症になります。
ここでAGAについて説明していきたいと思います。
AGAは近年メカニズムが解明されてきており、画期的な治療薬が登場してから治療が進んでいると言われています。
具体的にはプロペシアなどがそれにあたると思います。そのため治療薬のCMなどが流されたり、病院を訪れる人も増えてきているようです。
AGAとはどんな症状なの?
AGA(男性型脱毛症)が具体的にどんな病気なのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
また自分がAGAなのか気にしている人もいると思うので説明しようと思います。
AGAの特徴としてあげられるのが成人男性の前頭部や頭頂部の毛が一定のパターンで薄くなるのが特徴になります。
早い人だと思春期をすぐ多20歳くらいから発症しますが、 くらいだといわれています。
AGAについては40代で大体3分の1が発症することを考えると、意外と多くの人が関係があると考えていいのではないでしょうか。
AGAは環境因子などはあまり関係ないとされています。ポピュラーな症状のわりにはあまり詳しいことはわかってない感じがしますね。
さらにAGAは近年見つかったような新しい病気でもないです。
有名なところだとシーザーやアリストテレスも抜け毛を気にしていたと言うことから、原因がAGAにあったという可能性が高いといわれています。
こうして考えるとどれだけの人がAGAで悩んでいたのか想像がつきますね。
AGAの原因について
AGAの原因には一つの原因ではなく、いくつかの原因があります。
一つの原因でAGAが発症することもありますが、複数の原因が積み重なってAGAになっていることもあるのでしっかりと原因について理解しておきましょう。
下記でAGAの原因についてはまとめているのでよかったら参考にしてください。
AGAの原因について
- 男性ホルモンのジヒドロテストステロン
- 遺伝による継承
- 生活習慣の乱れ
- 5αリダクターゼによるジヒドロテストロンの増加
男性ホルモンのジヒドロテストステロン
AGAは男性ホルモンが原因とされていますが、詳しく説明すると男性ホルモンが原因というわけではないです。
男性ホルモンがジヒドロテストロン(DHT)に変化されることによってAGAが発症します。
ジヒドロテストロンにはヘアサイクルの成長期を短くする効果があり、これによって髪の毛が成長する前に抜けるようになってしまいます。
髪の毛が太く成長する期間が短くなるので、全体的に髪の毛が成長する機会自体が少なくなってしまいます。
つまりAGAが進行しているような場所では太くて健康的な髪の毛が少なくなって産毛のような細い髪ばかりになってしまいます。
遺伝による体質の継承
若ハゲが遺伝によるものというのは有名な話ですよね。
昔から父親がハゲているとハゲるとか、母親の父親がハゲていると将来ハゲるとか言われていますよね。
若ハゲなどのAGAについてはハゲ自体が遺伝するというよりは、ハゲやすい体質が遺伝するということが正解です。
遺伝はAGAの原因の一つになっているのでそれだけではすぐにハゲることはないですが、自分がハゲやすい体質だということを理解して普段からケアするようにするといいです。
参照:遺伝による若ハゲについて
生活習慣の乱れ
若ハゲやAGAでは生活習慣なども大きな影響を与えています。
具体的にはストレスや食事や喫煙など色々な生活習慣についての影響が薄毛にも現れてきます。
特に脂質の多いような食生活や、頻繁に喫煙をしているようだと血流が悪くなってしまって、それだけ頭皮の血液の流れが悪くなって、髪の毛に栄養がいきにくくなってしまいます。
またストレスによっても血行が悪くなったり、寝不足になったりして健康な髪の毛を作る頭皮環境が阻害されたりします。
抜け毛に悩んでいるような人は、それがストレスになってさらに抜け毛が増えるという悪循環にも注意が必要になります。
5αリダクターゼによるジヒドロテストロンの増加
5αリダクターゼというのはあまり聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
5αリダクターゼは毛根付近から分泌される酵素の一種で、この5αリダクターゼが男性ホルモンと結びつくと、ジヒドロテストロン(DHT)が増加するようになってしまってAGAになっていってしまいます。
つまり5αリダクターゼがそもそものAGA発症の始まりということになります。
5αリダクターゼを抑えることによってジヒドロテストロン(DHT)が生まれるのを抑えることができるので、ある意味ではAGAの根本的な原因とも言えるかもしれないですね。
AGAになりやすい人はどんな人なの?
それに合わせて普段の生活習慣などによる頭皮環境の悪化などが組み合わさってAGAの進行スピードなどが違ってくるのです。
また遺伝はその人の体質に直結するので、若ハゲなどのAGAが遺伝するというのはジヒドロテストロン(DHT)の影響を受け易い体質が受け継がれているということになります。
とは言ってもあくまでもハゲやすい体質であって、ハゲることが確定している訳ではないので、しっかりと対策することによってハゲにくくすることも可能です。
当サイトでは若ハゲなどの薄毛対策方法について載せているので参考にしてください。