育毛効果はごぼうやきのこ類にもある！

ごぼうやきのこ等も薄毛改善に効果的だということを知らない人は多いのではないでしょうか。

ごぼうなどは何となく便秘改善に効果的だということを知っている人は多いと思いますが、髪の毛に効果があるということは知らない人も多いと思います。

ごぼうやきのこなどの根菜類には食物繊維が豊富だということは有名ですよね。

そんな食物繊維の中にはイヌリンという多糖類が含まれています。

このイヌリンには便秘を改善する効果あると言われていますが、それ以外にも知覚神経を刺激してIGF-1を増やすという効果があることが分かっています。

IGF-1を増やすと育毛に効果的なのですが具体的な効果についてはこちらを参考にしてください。

根菜類に含まれるイヌリンがIGF-1を増やす理由

IGF-1を増やすには知覚神経を刺激することが大事だというのは上記のリンク先から参考になると思います。

しかし根菜類やきのこで、どうして知覚神経を刺激できるのでしょうか？

食物繊維に含まれているイヌリンは私達のからでは消化することができません。

このことはイヌリンが人間にとって異物であるということになります。

知覚神経は異物が体内に入ってくるとそれを素早く察知します。

そのため体内に入ったイヌリンは胃腸の知覚神経を刺激することになり、結果的にIGF-1を増やしてくれるということになります。

さらにIGF-1は胃腸の運動を活発にしてくれるという効果があるので、イヌリンを食べると便秘が良くなるのはこういった部分に理由があります。

ある意味ではこういったデトックス反応を利用して育毛をするというのは、一石二鳥な感じがしますよね！

ちなみにイヌリンは大腸で腸内細菌によって分解されます。

結果的に腸の働きを活発にしてIGF-1をさらに増やしてくれます。こういった流れで胃や腸を動かすことによって、便秘と薄毛の両方を改善できるようにしてくれるのです。

きのこ類には抗がん作用とIGF-1を増やす効果がある！

きのこ類にはベータ・グルカンという成分が含まれており、これも人間の体内にとっては異物になるので、腸の知覚神経を刺激してIGF-1を増やしてくれます。

ちなみにIGF-1にはナチュラルキラー細胞というガン細胞を撃退する細胞を活性させて、ガンに対する免疫効果を高めるような作用があります。

こうして見るときのこ類や根菜類の場合は、腸や胃の知覚神経を刺激して、IGF-1を増やすことがわかるのではないでしょうか。

食物繊維を摂取することによってIGF-1を増やして、結果的に育毛効果だけでなく、便秘の解消や免疫力の向上、さらにはガンのリスク軽減など複合的なメリットが得られるのはかなり大きいのではないでしょうか。

私自身も根菜類は積極的に摂取するようにしています。