世間には色々な育毛シャンプーというものがありますが実際に育毛シャンプーで髪の毛は生えてくるのでしょうか？
最近では「薬用」の育毛シャンプーも出てきており、なんとなく効果がありそうな感じがするのですが、実際どうなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
基本的に市販されている育毛シャンプーの場合だと発毛や育毛の効果はないと考えていいと思います。
厳密には発毛や育毛シャンプーで医学的な効果が認められている成分が入っていることはほぼないので、シャンプー自体に発毛効果を得るということは難しいと思います。
ただシャンプー自体は日常的に使うものであり、それが育毛や発毛に効果があるならどんな感じなのか気になっている人が多いと言うのが現状です。
シャンプーで発毛や育毛などの話が出てきたのは、シャンプーで頭皮や毛穴から皮脂を落とすことによってキレイにすれば、何となく髪の毛が生えてきそうという発想からきています。
そういえばテレビのCMでも皮脂が沢山落ちるという宣伝文句で販売していますよね！
育毛シャンプーの効果と役割について
髪の毛と頭皮が非常に関係が深いのは普通の人でも知っていると思いますので、頭皮環境をしっかりと整えることによって抜け毛を予防することができるという効果はあると思います。
頭皮の皮脂は髪の毛に悪いという印象もありますが、頭皮の皮脂は紫外線から頭皮を守ると言う働きもあり、皮脂が不足すると髪の毛が痛みやすくなると言う側面もあります。
また皮脂が不足するとその分を皮脂腺が補おうとして皮脂の出やすい体になるのである程度の加減が必要になります。
育毛シャンプーは基本的には育毛剤などの頭皮への浸透を良くするものだと考えたほうがいいです。
そうはいっても育毛剤が頭皮にしっかりと浸透しないと効果を発揮しないので、育毛シャンプーを使う価値は十分にあると思います。
育毛シャンプーや発毛シャンプーと市販のシャンプーの違い
育毛シャンプーや発毛シャンプーって一般的に結構値段が高いですよね。
一般の安いシャンプーと比べると何十倍も違う場合があります。
育毛シャンプーや発毛シャンプーと一般のシャンプーとでは育毛や発毛にそれほど違いがあるものなのでしょうか？
市販のシャンプーは色々な成分が入っていますが、その中でも界面活性剤という頭皮への刺激が強いものが入っているものがほとんどです。
これはシャンプーの泡立ちなどのために必要なものなのでしょうがないですが、抜け毛があるような人がこういった界面活性剤のような刺激の強いシャンプーを使用していると頭皮環境が悪化する可能性があります。
ちなみに界面活性剤は「ラウリル硫酸」「ラウレス硫酸」「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸」などと表記されているので、含まれていたら注意しましょう。
育毛シャンプーや発毛シャンプーではこういった頭皮に刺激が強いような成分が入ってないので、頭皮環境を悪化させずに髪の毛を洗うことができ、育毛剤を使う際の下地を作ってくれます。
シャンプーの後のすすぎは重要！
シャンプー自体はいいですが、その後のすすぎは非常に大事になってきます。
すすぎ残しのシャンプーが付着したままだと、敏感な頭皮の表面に炎症を起こしてしまい、抜け毛の原因になってしまいます。
また髪を洗った後にそのまま寝てしまう人もいますが、そうすると雑菌が繁殖してしまい頭皮環境の悪化と頭皮が冷えて血行が悪くなり、抜け毛の原因になってしまいます。
しっかりとシャンプー後にはすすぎと乾かすことを忘れないようにしましょう。
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