薄毛の症状には色々なものがあるのは結構知られていると思いますが、その一つに円形脱毛症があります。
円形脱毛症はAGAとならんでもっともポピュラーな症状の一つなのではないでしょうか。
症状からも判断しやすいのが特徴なのでおそらく発症したらすぐ分かるのではないでしょうか。
では具体的にはどのような症状が出てくるのでしょうか?
男性の円形脱毛症の症状とは?
男性型脱毛症の場合は、前頭部と頭頂部の髪の毛がしだいにまばらになっていくような状態になりますが、円形脱毛症の場合はある部分の髪の毛がごっそりと抜け落ちるのが特徴です。
特徴としてはヘアサイクルの成長期にある毛髪の毛母細胞が一気に死んでしまうことで脱毛が起こるようになります。
また円形脱毛症にも細かく分けると五種類に分類することができるというのはご存知でしょうか?
円形の脱毛症と言うくらいなので、必ず円形に髪の毛が抜けるのではないかと思っている人もいますが、必ず円形に脱毛するというわけではないです。
脱毛箇所や数も人によって違ってくるので、個人差がありますが、いくつかに分類することができます。
円形脱毛症は結構若い人でも発症する割合が多いことでも有名な脱毛の症状なので心当たりがある方は当サイトから詳しい情報をご覧になってみてはどうでしょうか。
下記から詳細情報をご覧ください。
円形脱毛症の原因とは
円形脱毛症は外敵から身をも守るための免疫機能に異常が生じて髪の毛を破壊してしまうことで引き起こされる自己免疫疾患の一つであると言われています。
割と原因が分かりにくい脱毛疾患として知られていますが、大体その4割くらいが急激な精神的なショックや不安感、うつ病や神経症などに関連して発症すると言われています。
確かに円形脱毛症はストレスなどで発症すると巷の噂でも言われていますよね。
つまり円形脱毛症は自己免疫疾患やストレスなどによって症状が出てくると思っておくといいです。
ちなみに円形脱毛症は加齢などに関係なく、誰にでも起こりえる薄毛の症状なので、普通の脱毛や薄毛とはちょっと違った様相を呈してきます。
ストレスによる円形脱毛症について
円形脱毛症は遺伝などによってできやすい人とそうでない人に分かれてきます。
まあ、あくまでもできやすいかどうかという話なので必ず発症するとは限らないです。
ストレスによる円形脱毛症は働きすぎの日本人には多く現れる症状で、おそらくストレスが原因になって円形脱毛症になる人が、原因としては一番多いのではないでしょうか。
こうしった精神的なことが原因で円形脱毛症になる人は男女問わずいるので日ごろからストレス管理は徹底しましょう。
ストレスが原因の円形脱毛症については、ストレスが緩和されれば自然に治っていく症状なので、まずはストレス環境を改善していくことが重要になってきます。
自己免疫疾患による円形脱毛症について
自己免疫疾患による円形脱毛症は、自分の免疫機能が自分の体を攻撃してしまうことによって円形脱毛症になってしまうということです。
自分の体が攻撃されてしまうので、薄毛の症状はかなり進行してしまうのが特徴で、早めに病院で医師の診察を受けることが大事になります。
とは言ってもこういった自己免疫疾患になってしまっているような場合には円形脱毛症以外にも色々な症状が体に出ていると思うので、病院で診察を受けるというのは言うまでもないかもしれないですね。
円形脱毛症の種類について
円形脱毛症と言っても、症状によっていくつに分類することができます。
そこで下記でその症状よって5つに分類しているので是非参考にしてみてはどうでしょうか。
単発型の円形脱毛症
硬貨サイズの円型の脱毛症状が孤立して現れる症状になります。もっともポピュラーな症状だと言われています。
大きさは1センチから数センチまで色々で、気が付いたら髪の毛が抜けていたと言う感じで気がつく人が多いようです。
ただこのタイプの円形脱毛症は治療しなくても治るのがほとんどなので、円形脱毛症の中でも軽度だと言えると思います。
多発型の円形脱毛症
円形脱毛部位が多数できてしまい、ときには隣接している部分が繋がったりして現れる症状になります。
単発型のものから進行する場合もあり、広範囲に脱毛する可能性もあるのが特徴です。
全頭型の円形脱毛症
髪の毛の大部分が脱毛してしまうような症状になります。
多発型の円形脱毛症が進行したような症状になります。
円形脱毛症の中でも重度の症状と言えると思います。10人のうち1人くらいがこういった症状になる可能性があるので注意が必要です。
できるだけ軽い症状の間に治療するのが一番確実です。
汎発型の円形脱毛症
髪の毛だけでなく、全身の毛が抜けてしまうような症状になります。
眉毛や髭まで抜けてしまうのでもっとも重症の円形脱毛症になります。
多発融合型の円形脱毛症
多発型の脱毛症がさらに進行したような症状になっており、円形脱毛症があちこで繰り返し起こってしまうような症状になります。
徐々に髪の毛が抜けて頭全体が薄くなってしまうびまん性と、後頭部から側頭部の生え際に帯状に脱毛する蛇行性があります。
上記のように症状だけでも非常に多岐にわたると言うのがわかるのではないでしょうか。
ただそんないくつかの症状でもその8割以上は単発型か多発型になるようです。
その半分が20歳未満の若い人たちに発症しやすいと言われています。
さらにそれ以外の症状でも、精神的な不安なのどの原因が取り除かれると、半年から1年くらいで髪の毛は正常な状態に戻るので原因を取り除くことが非常に大事になってきます。
また多発融合型の円形脱毛症の場合は治療が難しいと言われているので注意が必要になります。
あと円形脱毛症になるのと同時に、爪にゆがみや横筋、へこみが現れると言う症状もあるので、髪の毛の状態とこのような症状が現れたら、病院の皮膚科に見てもらうようにするといいかもしれないですね。